「楽しみ方」を教える。
睡眠時間が短いとキツイっす。
午前中に1本(1時間)・午後に1本なんで、
あまり休まらない土曜日で~す。フゥ‥。
本日のレッスンテーマは「バランス」。
ピアノというのは中音域が太い出音なので、
メロディで使うならともかく、
バッキングに使う場合は注意を払う必要があります。
─何故かって?
高音域のメロディを食っちまうからですよ!
常にピアノから発せられる音のバランスに気を配らなければ。
ピアニストというのは、指揮者が自分で演奏してるようなもの。
冷静さ・平常心・俯瞰の目線と、演奏者としての熱さ・表現etc.を
両立するという、非常に難儀な事をしている訳ですね。
でもね、やりだすとこれ程面白いものは無いんです。
何せ、音楽の全てを支配出来るんだから。
「バンド」とは全く違う世界がそこにはあります。
ある意味、自分が『神』。
こんなん止められんわー。
ただ、ピアノを弾ける人が皆「支配者」感覚まで
突き抜けてはいないでしょう。
目の前の譜面通りに演奏するだけで精一杯とかさ。
僕はそういう人に「ホントの楽しみ」を
ちょっとでも伝えられたら…と思ってます。
和音の一つ一つの役割とか、メロディとの絡みとかさー、
楽しむポイントはいくらでもあるよ。
音の意味を考える余裕があれば、ピアノはもっと面白くなるハズ。
その為には、まず基礎練だな(笑)。
カデンツ、スケール。どんどんやっとけー!
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