編曲もレッスンのうち。
市販譜で済まない場合は大変です。
昨日の三つ子ちゃん用には3曲アレンジしましたが、
童謡なので、左手の簡単な伴奏を考えさえすればOK。
ところが、今日午後のレッスン先に持っていった譜面は、
いろいろと手間のかかるものでした。
J-Popのいわゆる歌ものなんだけど、出版されていない曲でして。
木曜の深夜にメロ譜は作っておいたんだけど、
風邪でダウンしてましてね…。
なかなか編曲出来る状況にならなくて、
結局ピアノ譜を作り始めたのが当日の朝。今日です。
メロ譜を作った段階で1時間ほどピアノ・アレンジを練っていたから、
ゼロから作る訳ではなかったけど、
それでも当日ってのはキツイっす。
まぁ自分の健康管理が甘かったっちゅう事だから、仕方が無い。
iMacをOS 9.2.2で起動し、Overtureの画面を大譜表に。
入力前に何度か弾いてみて、左右の手の音域が
被らない場合は両手同時にRec。
被る場合は、後処理が面倒なので片手ずつ入力。
ピアノ譜アレンジで一番難しいのは、弾く人の技量に合わせる事。
『出来るだけ左手をホームポジションから動かさずに、
鳴っている音は音楽的…』というのが一番難しいんだなー。
自分の手癖でガンガン弾いちゃうのは楽だけど、
譜面が美しくないし、初見で譜読み不能なものになってしまう。
そんなものをウチの生徒さんに渡す訳にはイカンのだよ。
5月までの2ヶ月できちんと人様に聴かせられるレベルで、
それでいて弾きごたえのあるアレンジ。
今回は時間の無い中、自分でもよくやったと思いますよ。
少なくとも市販譜の"どーでもイイアレンジ"よりも
よっぽど骨のあるものに仕上がったんじゃないかな。
それでいて、そんなに難しくもなく。
しかしねー、普通ピアノレッスンで
ここまで編曲してくれる先生なんていないよ(笑)。
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