ペダリングを教える。
午後5時~の出張レッスンは、ペダリングがテーマ。
せっかくきれいなバラードをやっているので、
さらに曲にお化粧をしようと思ってね。
いきなり曲で特訓するのは大変なので、
まずはC→F→G7のコードで練習。
最初はコードチェンジする左手と同じタイミングで
足が動いてしまうため、和音が変わるたびに穴があいてしまいます。
これではペダルを踏む意味がありません。
正しいペダリングは、踏んでいる状態が普通。
コードチェンジした音を弾いてからつま先を上げ、
再びペダルを踏んだら手をはなす。
こうすれば、音が途切れる事なく演奏出来ます。
─理屈はまぁそうなんだけど、やってみると難しい。
なかなか出来る様にならないんだよね~。
何度もトライして形になってきたら、今度は曲に戻ってやってみます。
ただ"曲で"といっても、両手プラス足ではちょっと…。
足とシンクロするのは左手なので、左手と足でAメロの練習。
先ほどの和音を弾く基礎練とは違い、
アルペジオ奏法にペダルを合わせていきます。
実際の曲になると、1小節踏みっぱなしの場所もあれば、
2拍ずつ・1拍ずつのペダリングを要求する箇所もあります。
そんな忙しい区間を乗り切るには、今日一日では足りないなー‥。
これは来週までの宿題という事で。
発表会の段階では間に合わないかも知れないけど、
いずれはコードチェンジ以外の、より細かいポイントでの
ペダリングを教えたいですね。
踏む深さのコントロールとか、教える事はいっぱいあるんですよ。
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