御来場、感謝です!
ゴールデンウィークも小休止。
5/1のレッスンを終え、
iMovieで「ビッグバンドラリー」編集中のワタクシ。
作業の合間にBlogでも‥と思ってね。
昨日のLIVEに来て頂いた皆さん、ありがとうございました!
恒常的にやっているバンドではないので、
若干本番中にヒヤっとする瞬間がありましたが(笑)、
内容はとても良かったと思います。
…って、思いっきり自画自賛だな~。
曲目の中にはコテコテのジャズスタンダードもありましたが、
10年の歳月をかけてようやく弾けるようになったのだなーと
実感しております。
あのー、普段の僕を知っている人にとっては
意外かも知れませんが、
自分の中ではいわゆる"ジャズ"を弾くために
必要な要素が足りない─というのがありまして。
あっ、ここでちょっと昔話をさせてね。
3月の「ビッグバンドラリー6」の打ち上げの席でも出た話なんですけど、
僕が幼少の頃からピアノのキャリアを重ねて行く中で、
20歳を過ぎるまできちんとジャズを弾いた事がなかったんですよ。
Fusionとかプログレとか、技巧に富んだスタイルはやっていたものの、
所謂4ビートの経験がまるでありませんでした。
川崎に出てきてヤマハ音楽院で初めて
「C=ドミソ」ではないコードの押さえ方「C7=ミシbレ」を知り、
なんとか修得すべく学校のスタジオに篭る日々が始まりました。
正直授業に出る時間が勿体無かった。
どうせ押さえ方とその実習をするだけだし、
そんなのに出るくらいなら、一人で練習したほうが身になる。
学校での時間はジャズの弾き方の根っこを
自分で作る時間だったように思います。
実際、一日8時間は弾いていたからね。
そんな折、たまたま大学ビッグバンドとの接点が出来て、
はじめて本格的にジャズの世界に触れていく事になりました。
当時はビッグバンドやコンボでの弾き方も
よう分からないままやっていた訳で。
その頃と比べると、ここ2,3年の自分の弾き方というのは
明らかに違うんですよ!
「ビッグバンドラリー6」に一緒に出たメンバーは
神大でトラをしていた頃の僕を知っているので、
打ち上げで思わず"上手くなりましたよねー"的言葉が出たんですね。
ホント、自分でも思いますよ。
ようやく"ジャズピアノやってます"って言えるかな─と。
吉本隆明氏が言うように、10年やればものになるって事ですよ。
もちろん自分としてはもう少し早く…とは思っていたけれど、
そうそうジャズ言語が自分のものになる訳がないわな~。
そういう意味で、昨日のステージで
バシっとMy Funny Valentineをバッキング出来たのは、
僕にとっては非常に大きな出来事でした。
またこのような機会があれば、
昨日来れなかった方もそうでないかたも、
是非ライブ会場へ足を運んで頂けたら幸いです。
では、編集作業に戻りますね。
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