LESSON DIARY 2006/5/09「コード主体のレッスン術」
相変わらず眠気がヒドいんですけど、
レッスン中は気合いが入っているからノー問題。
教える内容は大人も子供も関係無く
「和音」を中心に据えています。
特にC-F-G7の組み合わせをね。
若干"採譜の鬼"的な内容ですが、
この3つのコードが音楽の根幹であると
しつこいくらいに言い聞かせてますよ!
例えば幼稚園や小学校で歌うような歌であれば、
3つのコード=主要3和音の組み合わせで
簡単に伴奏付けが出来ちゃいます。
[C-C-C-G7]と並べれば「チューリップ」のコード進行だし、
[C-C-G7-C]だったら「メリーさんのひつじ」。
[C-G7-C-G7]と繰り返せば「ちょうちょう」。
[C-C-F-C]と"F"を混ぜれば「きらきらぼし」。
『左手で和音を弾きながら歌う』
これをウチの生徒さん、
特に幼稚園から小学校低学年の子にやってもらってます。
また大人の生徒さんの場合は、
メジャー/マイナー・7thとメジャー7thの
響きの違いを感じ取れるようにレッスンしてます。
子供と違い、弾きたい曲の種類がジャズやポピュラーだったりするので、
主要3和音だけではちょっと足りないんですよね。
やる事はいっぱいあるけれど、
大人になってから始めた生徒さんには、
ただ理論だけくっちゃべっても仕様が無い。
かといって感覚だけでモノを言ってもダメ。
微妙なさじ加減で教えなきゃ。
まぁ僕の場合はですね、
ここ数年で編み出した独自の教え方があるので、
初心者の方であっても
弾きたい曲を弾けるようにしちゃうんですけどね。
それと、"つるし"の譜面のままでは弾きづらいときは、
その場でさっとアレンジします。
映画監督が現場で台詞を考え、指示するが如く、
僕はレッスン中に譜面を作りますよ。
最近特に多いです。
クラシックはともかくとして、
ポピュラーピアノの売り譜はあてにせず、
生徒さんのテクニックに合わせて作り直した方が
良いと思いますよ。
アレンジャーのクセもあるし、
必ずしも万人に合ったアレンジではありません。
それだったら、生徒さんと相談しながら
新たに編曲したほうがイイ。
普通ここまでやるレッスンってないよな~。
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