XP-50メンテナンス。
使い始めてもう10年!
音源部や鍵盤はまだまだ大丈夫なんですが、
ここ最近ピッチベンダーの調子が悪くてね~…。
バネが弱ってきたせいか、はたまた
プラスチックパーツの劣化のせいかは分かりませんが、
僅かな量のベンドアップをしたときに
キチっとセンターに戻らなくなってしまいました…(泣)。
ジャストのピッチよりも若干高めで止まってしまうんですね。
「ド→レ」の様に大きくベンダーを動かすときは問題無いのに、
小さ~く動かすと音痴になってしまう。
これでは気持ちを入れたメロ/ソロの入力が出来ましぇん。
Sax等の表情付けには、左手薬指と小指でベンダーを挟みつつ、
人差し指をコントロールスライダー(C1)に置いて、
ブレスをコントロールするのがワタクシのスタイル。
このやり方が出来る鍵盤は、Rolandの現行機種では無いんですよ。
たとえスライダーが付いていても、
位置が違っていたら同じ奏法が出来ません。
修理に持っていくのは最後の手段という事で、
夜6時からのレッスンが終了した後に
お得意の「バラし」スタート!
本体裏の鉄製パネルを止める大量のネジさえ外せば、
呆気なく内部の基盤にアクセス出来ます。
ピッチベンダーのユニットを取り外し、
組み立て順序を確認しながらバラし。
ベンダー内部のバネを曲げ直して、
ベンダーを組み直してはバランスをチェック。
何度かバラしと組み立てを繰り返すうち、カチっと音がしました。
部品のハマりが改善したらしく、
微妙なベンドの動きをさせてもセンターで止まる様になりました。
正直、オークションで代替機を買おうか…と思っていたので、
直ってくれて助かりましたよ。
せっかくバラしたんで、
鍵盤やスライダー裏の掃除をしてから組み立て。
無事元通りになったXP-50。
サルとスヌーピーが喜んでます(笑)。
10/6にオークションで落札したエクスパンジョンボード
「60's&70's」を追加したばかりなんで、
まだまだXP-50には働いてもらわなければ。
これでエクスパンジョンボードは3枚。
あと1枚させるからね。
何にしようかな?
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