LESSON DIARY 2007/6/10 「気持ちの見せ方」
朝忙しくてアップ出来なかったんで、
寝る前に一言─。
6月になってからのblogを見て、
皆さんお気づきでしょうが、
仕事もプライベートも
とっても充実してきてるんですよね。
ピアノを教えていても、
今迄にない教え方が出来ているというか。
今日のレッスンで実践したのは、
「雰囲気・曲想・気持ち」の表し方を見せる事。
レッスンだと大概
譜面になっている曲をやる訳ですから、
教える側として手本を見せるときに、
「楽譜通りに弾く」のが普通の教え方。
でもね、今日は「雰囲気・曲想・気持ち」に集中したかったんで、
曲自体はそのまま。
しかしアレンジは僕の弾き方で通してみました。
あのー、譜面通りにやろうとすると、
生徒さんに正しい音で聴かせよう・見せようとするから、
間違わない事を優先しがち。
ただ、それだと「雰囲気・曲想・気持ち」は伝わらないよね。
それよりも、原曲のアレンジに「似た感じ」で弾いて
"ここはこんな表現をしたいね"という事だけを
強調して見せる方が、レッスンとしては効果的。
もちろん、これはクラシックではなく
ポピュラー系の曲だから出来るんだけど。
クラシックだったら音に関しては
正確に教えなければならないのでね。
でも、ポピュラー曲だし、
習っているのは大人の生徒さん。
自分の弾きたい曲を選んで弾いているし、
譜読みに関しては自主練習で
すべてクリアしてしまうような生徒さん
正直「先生いらないじゃん」と
思う事もある生徒さんなんですが(笑)、
曲想や気持ちを乗せた演奏の極意を教えるうち、
自分の感覚が目覚めてくるんですよ。
教えているハズの自分が上手くなる。
人間、そんなもんですよ、ハイ。
誰かに伝えようと思うと、
真剣に考えて、自分なりの理論を
構築してから語るじゃないですか。
その過程が勉強なんだよね。
これって、なんとなく
恋愛も一緒な気がするな。(無理矢理?)
基本は"他人"と"他人"なのだから、
より伝える努力をしないとね。
正直に話す事はもちろんだけど、
さらに何かが必要な気がする…。
あー、最後はなんかよぅ
まとまりませんでしたけど、
眠いので勘弁してちょうだい。
とりあえず、
今日がとても良い日だったのは間違いない。
では、また明日。
0コメント