LESSON DIARY 2013/5/29「稼げるピアニスト」として生きる道。
"元「モーニング娘。」保田圭、イタリア料理研究家と結婚"
ツイートを見てふと思った事。
「◯◯料理研究家」というと現役バリバリ感があるのに、
「◯◯音楽研究家」だと、隠居感が出るのは何故だろうね?
現役プレイヤー感が無いというか…。
まっ、様々なジャンルの音楽を分け隔てなく聴きまくって、
研究するのはワタクシ的には当ったり前なんですけどね~。
わざわざ"研究家"なんて名乗る程のもんじゃございません(笑)、ええ。
研究・実践をするには不必要だと思ったんで、
音大ピアノ科は受験しなかったんですよね。
それなのに、様々な現場で"神"とよばれる歌伴テクニック(笑)。
なぜ音大ピアノ科を受験しなかったかといいますと、
ピアノ曲の研究って、自分にとってあまり意味のないものだったから。
「ピアノという楽器を生かしきる奏法」より、
「バンド演奏をピアノ一台で実現する奏法」を極めたかったからなんです。
「バンド演奏をピアノ一台で」と考えて行くと、
行き着いた先は「メロディは歌や他の楽器に任せる事」でした。
右手でメロディを奏でるのをヤメた瞬間、
初めて自由に、好きな色に曲を染め上げられる。
アニメーションで言えば、メロディはメインキャラクター。
僕の担当は、背景を描く事。
毎年々々、音大卒のピアノ弾きは増え続ける世の中ですが、
もし他のピアノ弾きとの差別化を図りたいと思ったら、
伴奏術をマスターすべき。
いくらソロピアノが上手くても、
ギャラが発生する所で弾かなければ、収入はゼロ。
それがイヤだったら、
誰かの為に役に立つピアノを弾くしか道はなし。
オーケストラのレギュラー楽器なら、また違うんでしょうけど、
ピアノで生きて行こうと思ったら、
いろいろ考えた方がよいでしょうね。
ちなみに譜面通りに弾く伴奏プラス
「コード譜(メロディ譜)」から楽曲アレンジが出来る様になると、
仕事の幅が広がりますよ!
気がついたらピアニストを通り越して
バンマスになってるかも?(笑)。
「アレンジが出来るピアニストになりたいな~」と思っているあなた!
そんなあなたにオススメなのが『TAK-YAMADA MUSIC SCHOOL』
…って、宣伝スか(笑)。
http://www.tak-yamada.net/
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