TAK-YAMADA,昨年8月・右手小指の故障から復活まで―。
今週は通常よりはちょっと少なめのレッスン日程。
それとリハーサルをたっぷり。
リハの準備をしつつ、オリンピックを観ていると、
ケガ・故障・病気を克服して…という選手達が。
えー、ワタクシTAK隊長もいろいろありましてね。
昨年の8月下旬のレッスン中に
右手小指の第一関節を痛めてしまい、
半年以上プレイに支障が出ました。
2015年9月〜2016年2月位までは痛みに耐えながら
弾いてましてね。
現場で一緒だった皆さんは気づいていたかしら?
いやー、辛かったですよ、ホントに。
いくら替え指を使っても、オクターブのフレーズでは
小指を使わないわけにはいかないですから。
ラテンのフレーズ、モントゥーノとかキツかった〜。
小指が痛いから練習量も減らさなければならないし、
かといって他の指は動かしていないと衰える…。
本番の日から逆算して、なんとかコンディションを作って
仕事をしてきた感じです。
決まってるライブは休めないのでね。
常に小指にはテーピング。
その後「末梢神経」に効く薬を服用するようになり、
2016年に入ってから痛みがそれほど出なくなってきました。
ただ、痛みがなくなってきても、
半年以上右手小指をかばって弾いてきたため、
右手のフォームを改めて作りなおす作業が待っていました。
要はリハビリですね。
これがまたキツくて…。
日常生活では問題がなくても、
弾く動きは手に打撃を与え続けるわけですから。
関節が痛まなくなった代わりに、周辺の筋肉がすぐギブアップ。
それでも練習量を徐々に増やすうち、
ショパンの革命やベートーヴェンのソナタを弾いても、
手が耐えられるようになってきました。
4月の発表会あたりでようやく弾けてきた感じ。
今はまぁ良い時と比べると
8割くらいのパフォーマンスですかね。
歌伴の人としてはキャリアもあって技術が向上しているけれど、
ソロプレイヤーとして自信をもってやっていくには、
もうちょっと。
珍しくこんな事を書いてしまうけど…。
本番でハードヒッティングした翌日はつらいのね…。
耐久力はまだまだ。
でもね、現役を続けられているんだから、
とりあえず文句はないです、ハイ。
9割くらいに状態をアップ出来たら、
何か違うことも始めたいね。弾き手としてね。
それにしても、故障している真っ只中でも
ライブの他、レッスンも制作・ピアノレコーディングも
してたんですから!
故障から一年。
自分で自分を褒めたいね(笑)。
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