木曜レッスンが無いと
木曜の出張レッスンは月3回でやってるもんで、
月終わりの週は休みなんです。
まあレッスンが休みでもいろいろ内職はある訳でして。
業務をこなしつつもNOAH中継を録画した物を編集したり、
DVDレコーダからiMacに映像取り込みをしてる間にピアノを弾いたりね。
クラシックを弾くと、両手のアンバランスさを矯正できます。
Jazz系の弾き方をしてると左手の筋力がどんどん無くなる。
放っておくとかなりヤバイ状態になってますからね。
ここ何日かの練習で左手が回復してきました。
なにか譜面に書いてある曲で練習すると、
自然と反復練習になるのがイイのかも。
アドリブで弾いていると同じ事は2度やらないから。
やっても微妙に違うフレーズになるから、
縛りが無い状態でやってると「ピアノの弾き方」の練習にはならないよね。
きちんと「弾く事」に主眼を置いたトレーニングをするには、
クラシックは欠かせないんですね。
昔はハノン等でテクを磨く事だけに
"クラシック"というものを利用していて、
まともに曲を弾いてこなかった分、今弾くととても新鮮です。
楽曲の構成とかに隙がない。
作曲する立場からも勉強になります。
しかも理論とかを机の上で覚えていくのではなく、
弾く事で理解していく方が楽しいし。
僕はつい格闘系に例えてしまうけど、
同じプロレスラーと名乗っていても
「レスリング」「柔道」「柔術」などの
バックグラウンドを持った選手の試合には、
リアリティがあるし"個の強さ"が伝わってきます。
もちろん「純プロレスラー」といわれる、
格闘歴は無いけれどレスラーとして凄い人もいます。
でもねー、グラウンド(寝技)の展開で相手選手をコントロールするときに
チョロっと顔を出すんだな~、そのバックボーンが。
きちんとベースになるものを持っている人は強いですよ。何をやろうがね。
僕は別にクラシックを専門にしようなんて
これっぽっちも思わないけど、
ピアノを弾く人間である限り、
表には出さなくともクラシックは絶対弾いておくべきだろうね。
まあいろいろ理屈を書いてるけどさー、
ただ単純に弾いてて楽しいからやってんだよ、ホント。
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