分かってもらえる日は来るのか?
特に午前中にレッスンが入ってはいないけれど、
生活リズムを安定させる為に起きてます。
「ぶらり途中下車の旅」を見つつWebをチェック。
昼飯を食べた後ピアノ"YAMAHA P-80"でウォームアップ。
午後1:30からの出張レッスンに備えます。
最近のお気に入りナンバーは、モーツァルトのトルコ・マーチ。
僕は今までこういった曲をきちんと練習した事がありませんでした。
10代の頃には譜面を見てちょっと弾いては
「あー、こういうのを弾くテクはあるな~」と確認するだけでしたからね。
YAMAHAの生徒だった頃はグレード受験や発表会用以外に
「曲」をレッスンでやった事はほとんど無いです。
レッスンの大半をハノンなんかの練習曲で過ごしていたので、
クラッシックを弾くテクニックはあっても自ら弾こうとは思わなかったです。
だって、耳コピーでサッと弾く方が楽しかったから。それにウケるし。
毎回新ネタを仕込んで披露する事に生き甲斐を感じていた学生時代‥。
そんな日々の反動でしょうか。最近は結構練習してるんですよ。
なんか妙にトルコマーチにハマってしまってね。
普段絶対やらない「右手メロディ・左手伴奏」スタイルが新鮮。
僕のピアノ奏法って(特にポピュラー)
右手を左手伴奏に割り込ませる独自のやり方で、
純然たる「右手メロディ・左手伴奏」の曲に出会うと、
使ってない筋肉が刺激されます。
あと、単純に「弾いた分だけ上手くなる」という
極々当たり前の事に感心しているというかね。
この所"ひらめき一辺倒"で弾いてるような気になっていたけど、
子供の頃の反復練習を土台にして
今弾いてるんだな~‥というのもよく分かります。
要はプレイヤーとしての貯金が底を尽きかけていたんですかねー。
クラシックを弾こうと思ったのも偶然じゃなく、
体が欲していたんだと思うよ。
昨日のスピーカー移設のお陰で、小さな音で弾いても快適。
音の出方の癖が和らいだみたい。
モニターを足下に置いていた時はヌケも悪かったし、
どうイコライジングしても直しようがなかったから。
そんなこんなで、これだけピアノを弾く日々を送っていると、
レッスンでの生徒さんの現状が歯痒くて仕様が無い‥。
練習しろ‥というよりも"もっとピアノに向かってくれ"と僕は言いたい。
他に楽しい事がいろいろあるのかも知れないけどさー。
ふと自分が子供の頃を振り返れば、
小学校1クラスの中で10人位ピアノを習っているとしても、
ホントに「弾ける」レベルになっている子なんて2,3人いれば御の字。
習っているとはいっても大半の子は
「ピアノを弾ける」までいってないんです。
あくまでも"習い事"の一つでしか無いんだろうな~、きっと。
楽譜を読むのもおぼつかない。
1曲に1年かかる。
それでも弾けない。
でも習いつづけている。
そういう子もいっぱいいます。実際に見てきてますから。
確かにみんながみんな弾けるようになる訳じゃない。
それは分かっているけど、
やっぱり僕に習ってくれている生徒さんは何とかしたいんですよね。
教えてる立場としては、正直、そう思います。
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