寒いね~。
今日は2月中のDiaryでだいぶ愚痴ってしまった、
レッスンでの問題の対処法をいろいろと試してみました。
月曜のエレクトーンレッスンの生徒さんは元々ヤマハで習っていたので、
ある程度実験的な事をやっても大丈夫だと践んでね。
今までバーナムピアノテクニックを基礎練で使ってきてますが、
最近なんだかテスト問題を解くような感じになっていて。
"数多く課題を弾ければそれでイイ"的になりがちなのを、
今日は1つ1つをじっくりやる事で改善をはかる。
まず、譜面通り弾けても安易にOKは出さないようにして
出来てからも何度か弾いてもらう。
当たり前の事だけど、これを癖付けしておかないと
実際に長い曲を仕上げる時に気持ちが続かなくなるよね。
フレーズを暗譜プラス、目をつぶって弾く事で手の感触を
元に鍵盤を弾けるようにします。
それともう一つ。
ここからが僕の腕の見せ所であります。
普通なら譜面通り弾く事で終わるんでしょうが、
フレーズから連想するものを
その場の思いつきで弾いてもらいます。
例えば…──。
・一つ和音(ドミソ)があったら、その場で転回形を考えてみる。
・その和音と同じ種類(ドミソならメジャーコード)を違うキーで弾く。
・指定は無いけど、あえてアルペジオで弾いてみる。
まあ和音一つとってもいろいろな練習法がある訳で、
譜面だけにとらわれずにあらゆる見方を提示するのが、
「2月の愚痴」に対する回答かなと。
譜面の読みが遅いとか、フレーズを把握する力が足りないとか、
そういったものは「音楽する力」が弱いだけで、
ピアノが弾ける・弾けないとは違うからね。
音楽的なモノの考え方が出来る子に育てるのが一番!
あとは木・土曜のレッスンで効果が出るかどうか…。
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