譜読み改善法が見えてきた‥?
譜読みの苦手な生徒さんの為、今日試した改善策は効果がありそう。
その策とは─。
「とにかく音符を書く」
簡単ですね~、アイディアとしては。
でも僕が考える方法はちょっとひねりを加えてます。
まもなく小学5年生になるという事で、
多少理詰めでやっても大丈夫だろうと踏んで。
僕のやり方はこんな感じです。
1.バーナムピアノテクニックの課題を1つこなしてもらう。
2.弾けるようになったら、譜面を30秒~1分(特に時間の根拠は無い)じっと見る。
3.バーナムの本を閉じ、5線譜に全く同じ譜面を手書きで再現する。
これをやるとですねー、
生徒さんが抱える問題がいろいろと出てきます。
・音符の"棒"の長さ/向きは?
・ト音/ヘ音記号の正しい書き方は?
・4/4の意味は?
・5線からはみ出す音(加線音)の書き方は? ──etc.
もう極々当たり前の事ばかりだけれど、
これらの事を知らなければ譜面は書けないよね。
あっ、生徒さんの名誉の為に言っとくけど、
読めない/書けない事とピアノの腕は関係ないですから。
今日の子達もきちんと弾くテクニックを持っています。
ただ、読みがイマイチなだけ。
そういえばレッスンでこんなに譜面を書かせるなんて、
生徒さんが習い始めた頃にちょっとだけしかやってないなー‥。
何年振りに書かせたんだろう?
実際書いてもらうと、
ヒント無しでは自力で出来上がる感じじゃない。
まあこれは予想通りの事。
一つ一つ音符を書く毎に"ルール"を教えて、
なんとかバーナムの2小節を書き上げました。
30分のレッスンでは、
まだまだフレーズ全部を書いてもらうのは難しそう。
でも楽譜を見るだけよりはよっぽど覚えるんじゃないかな。
今月のレッスンでは「譜面書き」を続けて、様子を見てみましょう。
※Diaryをアップした後、久々に「採譜の鬼」書きました。
今時刻は午前3時。眠いです。
また長く書いちまったけど、一度は読んでちょうらい。頼むワー‥。
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