iBookをお供に…。
今日のレッスンにはiBookを連れて行きました。
月曜のレッスン先にはまだ持って行ってなかったのでね。
一応こちら的には狙いがあるんですよ。
月曜はエレクトーンを使ったレッスンをしてるので、
楽器としてはハイテクな部分に慣れてもらうというかね。
たくさん並んでるボタンもきちんと体系を理解すれば、
オルガンの機能を越えた部分を使いこなせるようになります。
もちろん鍵盤楽器としてきちっと
弾けるようになる事が一番重要だけれども、
せっかくのエレクトーンですから、
その特徴を演奏に生かせるようになって欲しい─と。
僕は昔からこういうハイテクものにはやたらと強いんですね。
これは子供の時からずーっと変わらない。
だいたい買ってもらった超合金のロボットを
分解したりとかって普通やらないでしょ?
当時ドライバー片手に「バラしては組み立て」を繰り返してました。
純粋にロボットで遊ぶのではなくてね。
仕組みが分からないと気が済まない。
その後シャープの電子手帳で
"コンピュータ"というものの理屈を自然と身につけ、
今の「Mac使い」である私の基礎は出来上がっていった訳です。
だって、Macの使い方を誰かに教えてもらった事なんて無いですよ!
どんなトラブルが起きようが、
全てを自力で何とかするのが僕のスタイル。
僕がわざわざレッスン先にiBookを持参するのは、
生徒さんにMacを使ってもらう事で、
自分で考え、何か感じてほしいからなんですね。
例えばキッドピクスでお絵描きをしたりすると、
最初は普通のペン書きから入りますよね。
普段紙に書くのと同じように画面に線が現れることに驚きます。
しばらく書いていると、
画面左のツール切り替えが気になってきます。
「ペン以外のは何だろう?」と思って押してみれば、
特殊効果付きのペンに切り替わる。
書くとインクが垂れるペンとか、効果音をともなったのもの等‥。
そのうち他のツールに切り替えると、今度はスタンプツール。
書くだけじゃなくてスタンプを押すのもまた楽し。
さらにデジカメで撮っておいた写真を
引き延ばしたり、ねじったり、反転させたりと、
いろいろなエフェクトをかけてみると
「絵を書く」を越えたものにたどり着きます。
キッドピクスを使うと、
その子自身のセンスがあらわになりますね。
一見遊んでるみたいだけど、
「スイッチを押せば何か反応がある」という事に
"怖さ"じゃなくて"楽しさ"を見いだす子に自然と変わってきます。
それを好奇心って言うんですかね‥。
だって、機械なんてちょっとやそっとじゃ壊れやしないよ!
「触ったら爆発するかも」なんて─ね(笑)。
ンな訳ないじゃーん。何時の時代の話?
何か気持ちに変化があれば、
3キロを背負っていった甲斐があったってもんですよ。
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