早~い時間からレッスン。
午前10:00スタートというのはかなり早い方であります。
眠い眠い言ってても、レッスンが始まってしまえば
鋭くポイントをついた(?)いつもの調子が戻ってきます。
1時間のレッスンだと半分が基礎練、半分が曲という感じ。
基礎は相変わらずバーナムですが、
最近は譜面のまま弾くだけでは勿体ないので、
"アルペジオもの"だったらキーを変えて弾いたりして
同じ練習曲をいろんな角度から弾いてもらいます。
ちなみにキーチェンジみたいなアイディアは、事前に考えておく事はまずありません。
生徒さんが弾いているのを見て思いついたものを実行する感じです。
あんまり事前に準備していても空振りで終わる事もあるし、
その場の雰囲気っちゅうのが大事なんですよ、ハイ。
今日は丁度"アルペジオもの"だったので、
「ド・ミ・ソ・ミ・ド」という行って帰ってのフレーズを
「ド・ミ・ソ」方向だけにしての高速アルペジオとか。
もちろん「ソ・ミ・ド」の逆パターンもね。
あと教える所は手首の使い方ですよ。
早く、しかも正確に弾く為には「手首の回転」利用は欠かせません。
ガチガチで弾くとロクな事はないぞー!
いかに鍵盤の上で舞うように弾くかがポイント。
格好がよければ音も良いのは定説じゃ。
見た目で真似するのが普通だよ。
それとタッチの均質化も大事。
いろいろと表情をつけて弾くのは大変結構な事で‥。
でもね、最初からやってしまうと妙なクセがついたりします。
退屈でもスケールを金太郎飴の如く
「どこを切っても同じ音量・同じ音質」で弾けるようになってから、
自分なりの表現力を発揮しても遅くはないです。
クセ=味とも言えるけど、
僕はクセ=下手だと思ってるからね。
クセを売りにするってのは「わたしは下手クソデース」って言ってるようなもの。
結果的にクセが「味」になるのはイイかもしれないけど、
始めから「味」を狙って弾くのはどうかと思うよ。
──あー、かなりヤな事書いてるね。スマンスマン。
まあ、これが僕の正直な気持ちだから仕方が無い。
三つ子の魂‥とは申しますが、まさに僕はそういう感じ。
昔っから変わらないよなー…。
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