週末の格闘イベントレビュー・その1
─という訳で、格闘コラム。
今週末の2大格闘イベント「K-1 ROMANEX」と「PRIDE武士道」の
見所などを僕なりの視点で書いてみましょう。
まずは先に土曜開催のK-1 ROMANEX。
正式名称は「K-1 MMA Championship ROMANEX 格闘技世界一決定戦」。
既存のK-1興行の中に組み込む形で行われてきたMMA(総合)ルールの試合が、
今回から独立したものとして開催されます。
地上波で放送される総合格闘技といえば、PRIDE。
それに対してK-1が喧嘩をふっかけた訳ですよね。
もともとフジテレビと組んでここまで大きくなったK-1が、
TBSと新たに組んで"総合のK-1"を見せるのがこの大会です。
まあカタい前置きはこのくらいにして、対戦カードを見てみましょう。
大会の位置づけはどうあれ、試合をする選手のラインナップが問題だからね。
注目カードは「サップ vs 藤田」「イグナショフ vs 中邑」
「須藤 vs ホイラー・グレイシー」の3つでしょう。
あえて勝敗予想はしませんけど、これらのカードが面白くない訳が無い!
‥っていうかこの3カードが良くないと、PRIDEに対してのインパクトが弱い。
ぶっちゃけた話、他のカードが"何だかな~ by阿藤快"ってなもんですよ。
メンツ的に元PRIDE選手を使うのはどうかな?
ドン・フライとゲーリー・グッドリッチはPRIDEを"引退"したのにね。
今度はK-1ですか‥。
試合が面白ければ文句はないけど、出来ればもうちょっと真新しい感じがあるとイイかな。
UFCからの刺客とか。
それ以外にもダメダメ感が漂ってます。
せっかくジョシュ・バーネットが出るというのに、相手がレネ・ローゼでは…。
勿体ないよなー。これでは単にバーネットの顔見せだよ。
ジョシュ・バーネットこそ対PRIDEの中心となりうる選手なんだから、
もっと大事に使ってくれー!
わざわざ総合の新シリーズを作った意義を見せてほしいものです。
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