ウチの弟子はなかなかです。
今日は先にレッスンした1人目の子についての話。
この生徒さんは確か小学3年の時から習っているんだけど、
飲み込みが早くて、幼稚園位から習っている他の生徒さんにも負けない力を身につけています。
特に「弾く事」に関してはそういう認識です。
ただ「音感」に関しては、小学校中学年からピアノを始めたという事で、
正直言えばあまり期待はしていなかったんですね。(スマンのー)
ところが今日のレッスンでは、こちらが指示した訳ではないのに
自ら「音感」のある所を見せてくれました!
12日(土)のDiaryに書いた「ジングルベル」。
これは木曜レッスンでも教材が同じなもんで、季節が全然違うのにやってるんだけどね。
今日も違和感を感じつつ(笑)、ジングルベル。
譜面自体はそう難しくはないので、1レッスンで出来上がりました。
─で、出来上がった後です。
"ミ、ミ、ミー"とハ長調で書かれているこの曲を、
「ファからはどうかな?」「ソから始めたらどうかな?」と
自主的に移調して弾き始めるではありませんか!
「ファ」とか「ソ」とか言ったら"フラット系"ですよ、奥さん!
まだ12Keyのスケールは全部教えてないのに、ほぼミスも無く
ピンポイントで黒鍵を探り当てました。凄いねー!
多分本人的には極々遊び的な感覚なんでしょうが、
これこそが「音感」が備わっている証明ですよ。
まだその音感に「絶対」がつくとは言い切れないけど、
だいぶ僕の領域に近付いてきたな─と。
やるねー、僕の弟子。
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