ノリだよ、ノリ。
何かマシンを買うたびにガーっと入れ込んでしまうのはいつもの事。
Vの編集等、今まで使っていたDVDレコーダ&iMac+iMovieで慣れていたので、
取説もそこそこにリモコンを自在に操ってる次第。
東芝のHDRは、とにかくレスポンスが早くてイイね。
編集するときの追随の早さには感心。
さて「HDRネタ」はDiaryの"枕"って事で、
本題の今日のレッスン話でも書きますか。
僕は常々「譜読みの段階からリズムは正確に」と言ってきていますが、
今日はさらに話を進めて「正確に」よりも
「ノリ・ノッて弾く」を念頭にレッスンしました。
月曜の生徒さんはヤマハ音楽教室で音楽人生のスタートをきった、
言わば僕と同じキャリアの子達です。
自分と似たような事はやってきているんだろうな~‥との思いから、
他の生徒さんよりも突っ込んだ内容をレッスンする傾向にあります。
ここで効果のあったやり方を多少噛み砕いてから、
他の生徒さんでもやってみる─なんて事もしています。
ピアノ/エレクトーンに限らず、音楽を教える上で一番難しいのは、
一小節という空間を感じる事です。
・テンポが安定しない。
・はやくなる。(俗に「走る」と表現)
・小節毎に長さが変わる。(4拍子が4.5拍子になったり…)
4/4拍子の一小節なら1.2.3.4.と4拍ある訳ですが、
常に4分音符ばかり出てくる曲なんて、どこにも存在しません。
8分音符になったり、16分音符になったり、
4分音符を3つに分けた3連符になってみたりと、
ただ「1.2.3.4.」と数えた所できちんとした演奏にはなりません。
大事なのは「1.2.3.4.」の「1」と「2」の間を如何に認識するか─です。
「1」って言ってから「2」と言うまでの時間。
これは"○○秒です"なんて計っても全然意味が無ーい!
だって演奏する速さが変われば、秒数なんて速くも遅くもなりますよ。
あくまでも「比」ですからね。
それよりも『ノリ』の方が大事じゃないですかねー。
ちゃんとノって弾けば、ずれることなんて絶対無いんだけど…。
スティービー・ワンダーばりに身体を揺すって弾くとか、
足でリズムをとるとか、首を振るとか、
「1.2.3.4.」と数えるのではなく「ノリ」を自分で発生させるのがポイント。
また、数えるにしても「1.2.3.4.」では無くて、
「1と、2と、3と、4と」や「1&2&3&4&」のような
8分音符のタイミングで数えた方が効果はありますね。
"cm"じゃなくて"ミリ"て計る‥みたいな。
そうそう、「ノリ」でタイミングをとれる人を見分ける方法があります。
とっても簡単な事です。
それは─‥。『何か曲を聴いて1拍目を探す』─です。
どんな曲でもイイんで、「1.2.3.4.」と数えられるか
試してみては如何でしょうか。
ちなみにこれが出来ない人は、マーチの「左、右」が逆になりませんか?
そんなあなたのリズム感は怪しい(笑)。
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