短い曲をたくさん‥がイイ。
出発前に昨日買ったノートンを使っての復旧作業。
取説をよく読んでから作業に入る頃には、もうレッスンに行く時間。
iMacを起動しっぱなしで、MTBに跨がり出発。
本日一本目のレッスンのテーマは「間」。
テンポ通りに弾いていれば全てOK‥とはいかないのが音楽でして、
ランダムな揺れではない「計算された揺らぎ」が重要だという内容でした。
特にバラードに有効なテクニックで、何となく味気なかった演奏も、
ちょっとの工夫でこんなに変わるのか─と生徒さんには感じてもらえたハズ。
土曜午前の方は譜読みがバッチリなので、かなり突っ込んだ内容のレッスンが出来ます。
これは教える方にとってもやりがいがありますね。
たまにはこういうレッスンも出来たりします。
まあ皆がみんなって訳にはね…。別にイイんだけど。
午後は2本レッスン。
例の「ピアノ小曲集」を使ってからの変化が著しい生徒さんですけど、
今日も"この本に変えて良かったな~"と思わせる出来事がありました。
1ページで終わる曲ばかりってのもあるんでしょうが、
以前のレッスンでやった曲を「弾けるかな~?」と言いつつ、
自主的に何曲か弾いてくれました。
僕から「弾いてみて」とは言ってないのにね。
興味を持つ・好きになるとこんなに変わるのね、人間は。
この効果をぜひ他の生徒さんにも…と思い、
3件目のお宅に「ピアノ小曲集」を持参しました。
中2の生徒さんなので、本の最初はとばして"左手がヘ音記号"の曲からスタート。
そう難しい曲ではないですから、レッスンの時間全てを使って
「初見~練習~完成」を体感してもらいました。
1ページの曲というのが良かったみたいで、
しっかり集中して弾いています。何度間違えようと、自分から練習を止めようとはしません。
曲が4段・16小節しかないから、一段毎が『A』『B』『A'』等の構成パーツ。
覚えやすいし、ちょっとのフレーズの違いにも気付きやすいんです。
それが一番イイんだなー。
長い曲を1年がかりでやるよりも、短い曲を毎週1曲やる方がどれだけ上手くなるか。
やっぱり経験だよねー。
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