格闘コラム・K-1の行方。
ここらで久々に格闘コラム。
7/17の「K-1WORLD GP in ソウル」を見て、
K-1ってどうなるの?‥との思いが
以前にも増してよりいっそう強くなりました。
この間のK-1 WORLD MAXの
魔裟斗 vs ブアカーオの判定を訂正したりして、
なんか仕切る側は危機感を感じてるようだけどね。
でも、それが試合に反映されていないというか。
K-1 in ソウルにマトモな試合ってありました?
ワンマッチに関してはボンヤスキーのが一応"K-1"かな。
アジアGPトーナメントは全然ダメ。
曙になんとか勝ち星を…と考えた主催者側の思惑とは裏腹に、
散打の選手が逃げまくるという予想外の試合展開。
それでいて判定は曙が負けるという情けなさ。
TV的には曙 vs アジアの強豪的に煽っていただけに、
見どころが何にも無くなってしまったね。
しかも何が情けないって、K-1アジアGPの覇者である
"ムエタイ戦士"ガオグライ・ゲーンノラシン選手は、
ムエタイでの階級が「スーパーウェルター級」ですよ!
ヘビー級じゃ無いんです。
通常体重80kg→85kgに増量して
K-1のヘビー級GPに出たんだから!
このガオグライ選手にKOされるK-1ヘビー級って何?
今回の試合で、ほとんどのK-1選手は
ムエタイに勝てない事が証明されました(笑)。
ちなみにガオグライ選手は、
2001年3月のvs武田幸三戦で判定負けしてます。
─‥という事は、武田幸三が最強?(笑)
これはまあ、冗談ですけどね。
とにかくK-1が対ムエタイに乗り出したのは、
身の破滅を招くでしょう。
絶対かなわないもん。
ヒジ無し、判定基準が違う、首相撲の制限etc.
ムエタイが不利になるルールのK-1。
初期のK-1 WORLD MAXを見てる頃は、
ムエタイは勝てないなー‥という印象でした。
しかし、この間のブアカーオの凄まじい試合振りを見るにつけ、
ムエタイはK-1ルールでの戦い方を分かってきたなと。
そうなってしまうと、もう誰も勝てませんよ。
だいたいタイ人からしてみれば、
自国でムエタイの試合に出るよりも
K-1の方がガッポリ稼げるからね。
これから凄いヤツがドンドン来るよ!
谷川Pは日本武道館で開催されるK-1 WORLD GP開幕戦を
「原点回帰」と言ってるけど、
そんな余裕はあるのかなー?
色物路線で失敗。原点に戻っても"中量級"のムエタイに
ヘビー級がボコボコにされる。
もう道は無いね。どうしようもないな、これは。
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