「分かるはやさ」こそ全て。
バーナムを中心としたいつもの内容だけど、
その場で思いついたスケール等の"調性"を意識したトレーニングが
レッスンのアクセントになっています。
ヤマハ出身&現役のヤマハ音楽教室の子相手って事で、
ある程度"音楽"を分かっていると思ってやってるんだけどね。
確かに指は動くし、弾く能力としては問題ナシ。
ただ、ヤマハのテキストだけだと「12Key」を完全マスターという訳にはいかない様で‥。
僕自身もスケールはハノンを使って練習しましたから。
良く出てくる調には強くても、黒鍵だらけの調に関しては
改めて僕のレッスンで鍛えないとね。
まあいきなり全部っちゅう訳にはイカンので、
ハ長調と同じ指使いで弾けるKeyをまずはヤッつけます。
12Keyの内、ハ・ニ・ホ・ト・イの5種類。
これだけなら自分の力で何とかなるでしょう。
…ていうか自分でやらなきゃ意味が無い!
僕はこの子たちにハノンをやらせようとは思わないです。
12Keyを本に頼らずに自ら探し当てたら、初めて譜面を見せるつもり。
「音楽するカンを鍛える」為には、安易に見せちゃいけないんです。
・音楽を聴いてすぐ分かる。
・譜面を見てすぐ分かる。
・頭の中で音が鳴りだす。
僕の弟子には、贅沢かも知れないけど
み~んなに出来るようになって欲しいんだよね。
だって、その方が幸せじゃない。楽しいじゃない。
聴いただけですぐ弾けて、譜面を見ただけですぐ弾けたら、
こんなにイイ事ないですよ!
ウチの生徒さんには「分かるはやさ」の向上を目的にレッスンしていきますよ。
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