日曜レッスン。
午前と午後の二本立てです。
午前のレッスンは、ハノンをちょっとやってみた影響か、
とりあえず以前よりは思った通りに指を動かせている感じ。
バーナムもちょうど「丘シリーズ」だし、
和音でどの指を選択すべきか─という事を教えるのには好都合だね。
午後のレッスンでも似たようなテーマで教えましたが、
内容的にはカデンツを重視。
やっぱりコ-ド進行の基本を叩き込まないとイカンでしょ。
僕はね、こと理論に関して、クラシックとJazz・ポピュラ-系を
分けるべきじゃ無いと思ってるんです。
どんなスタイルの音楽であろうが(ラップのバックトラックであっても)、
基本になるもの→『コ-ド進行』は変わりませんね。
G7の後にはCが来る…といった基本中の基本の動きは、
"音楽"であれば、ジャンルに関係無く存在します。
ジャンルっていうのは、言い換えればアレンジのスタイルであって、
表面上のお化粧を全部とってしまえば皆同じ。
まぁブルースのフィーリングであるとか、
音符に表せないものはジャンル毎の個性になるとは思うけど…。
でも根っこを見れば、世の中の音楽は
一定のル-ル上で作られている事が分かるハズ。
なんでもそうですよ。
スポーツだって、「こういうルールでやりましょう」と
決めてやってるから面白い訳で。
何にもなかったら面白くもなんともないですって。
ジャズのアドリブだって、別に好き勝手に弾いてる訳無いジャン。
コ-ド進行に合ったスケールを選択する→ルールに則ってって事でしょ?
決められた枠の中で力を発揮する。それが音楽じゃないかな~。
0コメント