自分のペースで上達。
つくづく思う事があります。
「人にはそれぞれ、自分のペースがある」のだと。
こんな人目につく所で書いていいのか‥とも思うけど、
思い切って書いちゃいますね。
木曜の生徒さんは、小学校にあがる前から教えていて、
ここまでの道のりをつぶさに見てきました。
今でこそ宮崎駿監督作品の劇中曲をペダリングをしつつ
きちんと弾ける様になりましたけど、
グ~ンと延びたのはここ一年くらいです。
それまでは、左利きということもあって伴奏がやたらと大きかったり、
細かいニュアンスを表現する緻密な指の使い方が出来なかったりと、
器用か不器用かで分けたら、申し訳ないけど不器用方面…(スマンのう)。
一曲マスターするのにもえらい時間が掛かったり、
正直"大丈夫か"と思う時期もありました。
でもね、人には『タメ』の時間が必ず必要なんです。
ここ1年ちょっとの爆発的成長を見ていると、
あれだけ手こずった時期も必要だったんだ‥と。
トライ&エラーを繰り返すことで、
だんだんエラーが減って音の的中率が上がります。
これを人は「練習」と呼ぶんですけどね。
的中率を上げるのが早い子・遅い子、いろいろです。
教える者としてのキャリアが浅いと、
早く出来る様になる子は優秀、遅い子は…と思いがち。
でもねー、ウチの生徒さんを見ていると、
決してそんな事はありません。
時間が掛かる子ほどしつこく取り組むから、
弾けるようになったときは素晴らしい弾き手になっていますね。
ピアノの上達に早い、遅いはない。
"執念深く"(笑)取り組める人の勝ちって所でしょうか。
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