今日は"シウバvs吉田"で語らせて!
全試合についての雑感を書きたい所だけれど、
今日は「ヴァンダレイ・シウバ vs 吉田秀彦」一本に絞って書きます。
>僕的には「ビクトー・ベウフォート vs アリスター・オーフレイム」と
>「A・ホジェリオ・ノゲイラ vs ダン・ヘンダーソン」が楽しみです。
─と書いた2試合ともダイジェストだったってのもありますが‥。
まぁ残りのGP1回戦については、また明日という事で。
ヴァンダレイ・シウバが日本人相手で唯一、
一本勝ち出来なかった吉田秀彦。
その吉田の凄みが全面に出たのが、今日の試合でした。
判定では2-1でシウバの勝利となりましたが、
僕は正直言って納得していません。
この判定は1Rと3R終盤の攻めを評価した「吉田への1ポイント」と、
それ以外の時間帯の攻勢点を評価した「シウバへの2ポイント」を示します。
僕はね、この"攻勢点"を評価した…というのが気に入らない!
確かに2Rは吉田が柔道着着用の優位を生かし、
シウバの腕をロックする事に終止していたから、
2Rを「シウバのラウンド」とするのは理解出来ます。
しかし、3Rでのシウバのローキックを"攻勢点"として評価するのはどうかな?
あのローキックは、どう見たって仕留めにいったローじゃ無い。
ただ単に間合いをとって攻勢点を稼ぎ、
5分という時間を乗り切ろうとしただけじゃないか!
パンチで攻めようとする吉田をいなしただけ。
少なくとも、3Rの残り10秒とはいえ
フロントチョークスリーパーでシウバを仕留めに行った
吉田が評価されてしかるべき。
これがもしK-1だったらローキックを評価するのは当然。
でも、PRIDEは『総合格闘技』。
ちょこちょこ当てて、"はいポイントで~す"…なんて、だれが認めるの?
ジャブを沢山当てた方が、ボクシングは勝ちなんですか?
…んな訳ねーよ。
1Rの10分間、シウバに何もさせなかった吉田こそ、本当の勝者だ!
しかしまぁ何ですね~。
シウバは相当吉田が苦手なんだねー。
いくら柔術で黒帯を持ってようが、グラップリングでは吉田が上。
ローキックに逃げたのも理解は出来ますよ。
ぜひシウバ vs 吉田をもう一丁。
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