練習法を"練習"。
昨日の疲れもあり、レッスン開始ギリギリまで寝てました。
直前まで寝ていても、教え始めれば頭はしっかり働いてくれます。
相変わらずリズムキープを中心のレッスン内容だけどね。
毎度毎度同じ事を言うのも、気合いが要ります。
生徒さんよりも教える側に根気が必要かと(笑)。
それでも今日でバーナム"導入書"を完走したから、
しばらくは基礎練をお休みして曲の練習に集中─。
生徒さんは大人の方ですから、子供以上に
曲を仕上げていくプロセスを覚えなければなりません。
練習時間も限られているだろうし、
短時間でマスターする方法を持ち帰ってもらわないと、
月2回のレッスン時間ではとてもとても…。
もし僕が生徒だったら、"1年に1曲完成"じゃやってられませんよ!
気持ちが続かないな~‥。
そういう意味では、今日来ている生徒さんは凄いです。
精神的にタフというか‥。
でもね、ピアノは修行じゃないし、耐えるものでもない。
どんどん弾きたい曲を弾いて楽しめた方がイイ。
ピアノで『楽しむ』には、最短距離で弾けるようにしなくちゃ。
楽しむ為の練習法。
それは、「小節線で区切って練習しない事」です。
小節線で区切られた空間は、拍子に支配された世界。
フレーズの区切りとは何の関係もありません。
それなのに、フレーズではなく小節毎に練習している人がいます。
これって時間の無駄ですよね。
フレーズの切れ目を無視して練習していると、
いつまでも同じ所で止まってしまいがち。
次の音の準備が出来ていないんです。
準備が出来ていないから、いつも同じ所でコケるって訳だ。
もしフレーズの始まりが3拍目からだったら、
小節の途中から弾く練習しないと上手くなりません。
ピアノを上手く弾ける様になりたかったら、
練習の段取りを"練習"しましょう!
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