バーナム"ミニブック"の使い方
さすがに今日は早起き出来ず…。
午前11時の起床です。 遅いな~。
発表会DVDのマスターが出来上がって気が抜けたみたい。
結構大変な作業だったからね。
マスターが出来てしまえば、そこからコピーを増やすだけ。
Vの編集と比べたら、どうって事はないです。
朝昼兼のメシ(といってもパンです)を食べ、
午後は自宅でレッスン。
6時からの出張レッスンがお休みになったので、今日はこれだけ。
レッスンの頭で生徒さんにDVDが出来た事を伝えたら、
見たい見たいとせがみます。
全部だと1時間45分かかってしまうので(笑)、
生徒さんが出演した部分とその周辺を再生。
自分が歌っている姿を見ては、ソファではハシャいでいます。
キリの良い所まで見終わり、ようやくレッスン再開。
今日からバーナム・ミニブックを使ってみました。
他の生徒さんはもう始めていたのだけれど、
本人が発表会後も毎週新曲を弾いていたので、
使うタイミングが無かったんですね。
最近いろんな子で試してみた結果、
ウチの生徒さんの場合"ミニブック"の
グループ2から始めるのが一番イイみたい。
丁度グループ2の最初の課題が、
ある曲のフレーズと全く同じなんですよ。
その同じ曲の名前を当ててもらってから弾くと、
初めての課題なのにスラスラ弾けてしまいます。
弾けて気分が良くなると、
僕が何も言わなくても繰り返し弾いてくれます。
右手が出来上がったら、今度は左手。
左手のフレーズは右手の動きを鏡で映した感じ。
音が同じなのではなく、指使いが同じなんです。
何度も右手で繰り返し弾いていたお陰で、
左手練習になって上手く行かない子は殆どいません。
左右のフレーズが弾けたら、今度は右→左の順で掛け合いです。
掛け合いをスムーズにこなせるようになる為には、
いきなり両手で始めたりせず、
生徒さんと僕が1パートずつに専念して弾くことが大切。
先に生徒さんが右手で弾いたら、続きの左手フレーズを僕が弾きます。
僕が弾く間、生徒さんはやる事がありません。
やる事が無い分、僕の手を見る余裕がある訳です。
これを3回繰り返したら、今度はパートを入れ替え。
さっき見て覚えた左手のフレーズを、
僕の右手の後に続いて弾きます。(こちらも同じく3回)
この1パートずつ弾く練習をした後に両手で弾いてもらうと、
特に両手練えをした訳でもないのにすぐ弾けちゃいます。
あのー、文章で説明すると"な~んだ‥"ってな感じでしょうが、
こういうやり方こそが僕の流儀なんです。
簡単な練習曲であろうが発表会でやるような曲であろうが、
レッスンのやり方は変わりません。
譜面で‥よりも「真似して覚える」を優先する。
動きや音、弾く姿勢etc. を真似する。
これが僕の考えるピアノ上達法です。
0コメント