「HERO'S 2005 ミドル級トーナメント 」雑感。
7/6に行なわれた
「HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント 」(長っ!)
開幕戦の雑感をお送りします。
今回ミドル級トーナメントという主軸をハッキリさせた分、
HERO'Sのカラーが初回と比べてより明確になったように思います。
商売敵であるPRIDEとの違いがね。
ハッキリ言って出場選手全体の平均レベルでは
どう考えてもPRIDEの方が上。これは間違いありません。
でも何か知らないけど、HERO'Sの方が見ていて楽しかったんですよ。
トーナメントもスーパーファイトも。
総合でありながら攻撃が残酷すぎず、
膠着ブレイクが早いから、まったりした雰囲気にならない。
これってまさにTV向き。
他局に対し視聴率で圧倒的に負けている(笑)TBSにとって、
K-1MAXとHERO'Sは救世主でしょう。
ちなみに6日の平均視聴率は16.6%。瞬間最高はKIDの試合で21.1%。
これだけ取れるTBSの番組はなかなか無いよ~。
選手のキャラも立ってるし、
ミドル級の新たな日本人選手の発掘も上手くいってるからね。
ZSTで活躍している所選手が、
フランカ・ノゲイラを倒したのには驚いた。
所選手のグラウンドテクニックには素晴らしいものがあります。
PRIDEでは滅多に見られない足関節も出たし。
2回戦では須藤元気との対戦を希望しているそうだけど、
これば実現したら面白くなるよ!
ただ"2回戦"ってのはちょっと勿体無いかも。
あとメインの山本KIDにも触れなければ。
発熱による体調不良は、本人の口から言われるまでも無く、
リングに上がった時の表情で何となく分かりました。
かなり調子が悪かったんでしょう。
勝利こそしたものの内容は際どかったね。
試合がヒヤヒヤするものになってしまった背景には、
体調もそうだけど、前田プロデューサーが言うように
「身内のみで練習をしている」事の弊害のような気がする。
総合とK-1でかなりの試合数をこなしているって事は、
それだけ研究対象のVTRを作りだしているようなもの。
須藤元気程じゃないにせよ、独自の動きがウリな訳でしょ?
それならば、身内だけでの練習では遅かれ早かれ限界はきます。
"独自の動き"も読まれ出したらねー‥。
特にK-1で打撃をきちんとやったことで、打ち方が普通になったのかな?
2回戦は9月だから、それまでに何らかの対策は必要でしょう。
まぁ本人は自覚しているようだから、
次戦ではきっとやってくれるでしょう!
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