「HERO'S」準々決勝&準決勝・雑感。
ちょっと早めに深夜2:14から書き始めました。
ホントは寝ようかな~と思ったんだけど、
明日は出張レッスンで午後は出かけるのでね。
今書いちまった方が安心。
さて、今日のDiaryは格闘コラム。
TBSでOAされた総合格闘技イベント"HERO'S"の
「ミドル級トーナメント・準々決勝&準決勝」についてお送りします。
以前の格闘コラム(7/8)でも書いたけど、
膠着ブレイクが早く、スピーディーな展開がウリのHERO'S。
前回の開幕戦以上に、今回のはとっても楽しめましたよ!
今のテイストをキープしてくれればイイな。
正直言ってPRIDEよりもHERO'Sの方が好みです。
何か独特のワクワク感がありますよね、HERO'Sって。
これはやはり須藤元気と山本KIDがいるお陰でしょう。
個性派揃いの格闘界でも、この二人は異色の存在。
彼らの「ただ勝つだけじゃなく、魅せる」という思いが、
心地よい、そしてスリリングな空間を創っているのだと思います。
KID vs ホイラーで味わったカタルシスこそが、格闘技観戦の醍醐味。
あんなにドンピシャでよう当たりますよ‥。
ホイラーのヒザ蹴りにピタリと合わせてますからね~。
結果的にはTBSが望む通り(笑)、須藤元気と山本KIDが
大晦日にミドル級のトップを争う事になったけど、
他の日本人選手ももちろん良かったですよ。
高谷選手はしっかりパウンドで倒すあたり、非常に頼もしいなと。
vs須藤戦を見た感じでは、
意外とオーソドックスな攻めをするな~…という印象。
派手さはないけど、僕は好きですね。
多分リングサイドの関根"ラビット"勤氏もそう思ってるよ、きっと。
(OA上では魔裟斗よりもMr.関根の方が目立っていたような‥)
所選手は先輩相手に惜しくも敗れてしまいましたが、
これで評価が下がることはないでしょう。
大晦日でも良いポジションで試合が組まれると思いますよ。
個人的には「パイオニア vs フリーター」のキャッチがツボにハマった(笑)。
あれは本人的にはどうだろう?
それと当然触れなくてはならない選手がいます。
もちろん宇野選手です。
あのー、ぶっちゃけた話をしてしまうと、
vs KID戦は「流血」するまでは宇野選手の勝ちだと思うな。
もしくはドローとか。
少なくとも流血前であれば、KIDの勝ちはないな。
血が出てからも動けていたし。
まぁ勝負に"‥たら、‥れば"は無い訳で、
カットしちまったらレフェリーストップもやむをえない。
この結果を興行師的視点で見てしまうと、ラッキーの一言。
主催者(TBS)の望み通りにKIDが勝ち、
しかも宇野選手には"アクシデントによる負け"という印象が残るだけ。
KOで負けたのとはまるで違います。
今日の興行は、あくまでも
大晦日の「Dynamite!! @大阪ドーム」への通過点。
ゴールではありません。
PRIDE GP 2005で「ミドル級GP決勝」と「ヘビー級タイトルマッチ」という
2つのカードを、1回の興行で切ってしまったCX。
「HERO'Sトーナメント決勝 "須藤 VS KID"」を
大晦日のメインイベントに温存したTBS。
年末特番はどっちが勝つんでしょうね?
意外と猪木祭が復活したりして…。それはないか(笑)。
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