"型"は大事。(9/28~29)
空けるつもりはなかったんだけど、
朝早くから目一杯動いて疲れてしまったよ。
午前10:30~と午後3:00~のレッスンが入っていたし、
昼間のインターバルにピアノを弾いたり外出したりで
とても忙しかったんです。
夜7:00あたりに睡魔に襲われて、ちょろっと眠ってしまったのが運のツキ。
せっかく早起きしたのに、再び時差ぼけ状態に突入‥。
ウダウダと明け方4時過ぎまで起きていて、
Diaryをアップしないまま就寝‥。
だってシンドかったんだから、仕方無いじゃん。
…で、今日はちゃんとアップしてるんですけどね。
(”今日は”といっても、30日の午前3:00をまわってます)
昨日・水曜レッスン1本目は1時間レッスン。
8月から始めたばかりの方で、毎週熱心に通って頂いてます。
他の生徒さんと同様、バーナムピアノテクニック(導入書)で
基本動作を身につけつつ、曲レッスンも並行して行っています。
最初の曲として選んだのは「MY HEART WILL GO ON」。
ヤマハから出版されている「大人の為の…」シリーズから選んだので、
アレンジはイージーでありながら、サウンドは結構イイ感じです。
この日のレッスンでは、2小節単位のフレーズで繰り返し練習。
ピアノを始めて間もない時期は、とにかく「型」を覚えてほしいんですね。
「指・手の格好」という意味での型もそうだし、
「フレーズ・コードのパターン」も"音の流れの型"として知っていた方が、
後々ピアノを弾いていく上で役立ちます。
型を覚えずに音符の暗記に頼って弾いていると、
曲がなかなか完成しないし、
出来上がった後にしばらく弾いていないだけで、
手の動きを忘れてしまいがち。
そうならない為にも、音楽する上で必要なものは
パターンとして覚えてしまった方が良いですよ。
これはウチの生徒さんだけでなく、
ピアノを弾く人なら誰でも当てはまる話。
パターン化する為には、
ポピュラーミュージックの「コードネーム」や
クラシックの「和音の番号表記」を知っていると便利ですね。
最近、ある程度のキャリアを積んだ生徒さんに聞く質問があります。
『○長調(短調)の1の和音は? 4の和音は? 5(属7)の和音は?』
これをパッと答えられない人が非常に多いんです。
○の中に「ハ」を入れて、
「ハ長調の1の和音は?」だったらどうでしょう。
ハ長の1の和音ならドミソ。
「ハ長調の4の和音は?」 ハ長の4の和音はドファラ。
「ハ長調の5(属7)の和音は?」 ハ長の5(属7)の和音はシファソ。
ここまではまぁ分かるでしょうけどね。
それが「ハ」じゃなくて「ニ長」とかになると、
とたんに答えられなくなる人がいるんですよ。残念ながら。
あの~、別に「ニ」に変わったってすぐ分かるじゃないですか。
「ニ長調の1」→レファ#ラ
「ニ長調の4」→レソシ
「ニ長調の5(属7)」→ド#ソラ
─…ってな具合で。
簡単だと思うんだけどな~。
ピアノで苦労している人って、
このコードの発想が身に付いていないのかも。
心当たりのある方は、ぜひ12Keyの主要3和音を暗記して頂きたい!
覚えてしまえば、ピアノを弾くのがとっても楽になりますよ。
えー、理論ネタが長くなってしまいましたね。
この辺で午後レッスンの話を。
毎週水曜にウチに来る生徒さん。
Mac等を触るのが楽しいらしく、レッスン時間の最後になって
ようやく曲をレッスンすることが多かったけれど、
今回はしばらく振りで「バーナム→曲」という
王道パターンでレッスン出来ました。
毎度書いてる事だけど、
今月から導入した「5線マグネット」のお陰で、
レッスンに変化がついて良いですね。
バーナムで弾いたものを、即マグネットで表したり、
読み方の練習でも使えますし。
そのうちグループレッスンとかで使うような
大きい「5線ホワイトボード」を買おうかな?
だんだん小さいのだと物足りなくなってきた。
~昨日まではこんな感じでした。
そして今日のレッスン。
月末なので、午後の双子ちゃんレッスンのみ。
スケジュール的には楽なんだけど、
なんせ午前4時寝ですからねー。
起床してからレッスンまでの時間が短すぎ!
ポッドキャスティングのラジオ番組を聞きつつ、
ご飯を食べたりしていると、もう出発の時間。
普段使わないルートを通って、20分で元住吉着。
ホントは尻手黒川を通った方が楽なんだけど、
今日はスピードを選びました。
その分、坂がキツいんだよね。コーナーも多いし。
さて、双子ちゃんのレッスンですけど、
前回のレッスンから結構弾いていてくれたようで、
発表会用の曲も順調な仕上がりです。
アレンジャーとしては、ホッと一安心。
左手のコードチェンジを極力減らして良かったー。
右手と左手が掛け合いをするBメロアレンジも、
気に入ってくれてますね。
双子ちゃんの所でも「5線マグネット」を使っていますが、
だいぶ置くのに慣れ、「線」と「間」の違いが分かってきたみたい。
これは特別な特訓をして理解させるわけではなくて、
単純に「ドレミファソラシド」と
「ドシラソファミレド」を繰り返し並べるだけ。
それだけで出来るようになるものです。
レッスンの終わりに、発表会で歌いたい曲を選んでもらい、
フロッピーに演奏を記録して終了─。
もう9月も終わりだから、
さすがに発表会で歌う曲は決めておかないとマズイでしょ。
0コメント