モーリス・スミス的(?)ピアノトレーニング。
ウィークディはもちろん、土・日もレッスンをしておりまして、
今日がワタクシの休日なんですね~。
とはいえ、休みだからってゴロゴロしている訳ではございません。
日中はピアノのトレーニング。
これはレッスンがある日と特に変わりませんね。
ハノンを中心に弾いているんですけど、
Logic Expressのドラムを
メトロノーム代わりにして弾いています。
やっぱり生のグルーブに出来るだけ近いもので
練習した方が効果が高いですよ。
またLogic Expressのドラムループ+ベースと
シンセパッドで4小節のループを作り、
それをバックに延々アドリブもやってます。
これが結構ハマるんですわ‥。
ベースとコードのトラックを「フォルダ」にまとめると、
画面上では一つのトラックとして表示されるんです。
まとめておくと、アドリブ練習にはとっても良い事が─。
それはですね、「Keyの変更が容易」だという事。
トラックが別だと、パート毎にトランスポーズをかけないと
曲のKeyが変わりませんが、
最初からバックトラック(ドラムを除く)を一つにしておけば、
+/-をマウスで動かすだけで簡単に移調出来ます。
この手間要らずな所がイイんだな。
テンポやKeyをドンドン変えて、12Keyを一周するのがルーティン。
あのー、12Keyを弾いて行くと、
得意な調と不得意な調が出てきますよね。
誰でもそうなんですが‥。
苦手なKeyでのアドリブを克服する方法としてオススメなのは、
「弾きやすいKeyで思いついたフレーズを、苦手なKeyでも弾いてみる」。
これが一番だと思いますよ。
アドリブ…とは言いつつも、
必ずお約束のフレーズを入れるようにすると、
頭の中で素早く弾く位置を変えられるようになります。
そんなアドリブ練習を一通りやってから、幻想即興曲を通す。
現在の僕の練習法はこんな感じでございます。
時間があれば、再びハノンに戻りますね。
そうそう、僕はハノンの第3部ってほとんど弾いてなかったんだけど、
3連やらトリルの拷問(笑)的課題が妙に面白くって。
昨日やり過ぎたせいか、
今朝起きたら右手首が重かったんで、今日は自粛してます、ハイ。
しかしアレですね、
まだ若干右肩の具合に気を使いながらではありますが、
取りあえずピアニストとしての訓練が再開出来たっちゅうのは
とても喜ばしい事ですね。
体の状態と相談しながら、
その日その日の練習メニューを考えるのが楽しい。
ウチの生徒さんの為に、自ら実験台になっている感じです。
えー、最後に今日のDiaryのタイトルですが、
これを読んでいる人の大半が理解不能かと(笑)。
僕は中3の春で「ピアノを習う」事をやめて以来、
自分で考えたピアノの練習法を常に実行してきました。
パートナーと言えばMacちゃん位なもので、
常に独力で・ピアノと対峙し、
壁を幾つも乗り越えて来た感じなんですけど、
そんな自分自身とキック界で一時代を築いた
モーリス・スミスと重ね合わせて、Blogのタイトルにしてみました。
昔UWFが東京ドームで異種格闘技の大会を開催した時に、
鈴木みのると"キックルール"で対戦したのがモーリス・スミス。
当時TBS系(TBC)で見た試合の印象もそうですが、
8年間に渡って王座を守り続けるモーリス・スミスの
トレーニング風景のVTRが妙に心に残りましてね。
練習パートナーもトレーナーもつけず、
一人でトレーニングしてる姿が。
まぁ今考えればスパーリングとかは相手が必要なんで、
常に一人ってのはありえないんだけど(笑)、
普段の練習を黙々と一人でやっているモーリス・スミスの影響は、
妙な形で僕に残ってますね。未だにですよ。
練習は一人でするもの。見せるものではない。
これが僕の流儀であり、哲学って所かな。
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