LESSON DIARY 2013/8/14「TAK-YAMADAのバンドアンサンブル論」
8/12(月)横浜出張レッスンの後、クラブチッタへ♪。
普段現場でご一緒している面々を
"一観客"として見る機会はそう無いので、
楽しませてもらいましたよ!
しかしまぁ、演奏+音楽制作が商売なもので、
各出演バンドの音を聴きつつも、
「自分が弾いていたらどんなフレーズで絡むか」
「どんなサウンドを足すか」を考えずにはいられませんでしたね。
脳内ではサビでストリングスがなっている有様で…。
…だから、客としてはなかなか
演奏の場に足を運ばなかったりするんですが(笑)。
純粋にエンターテイメントを楽しむ為、
ついつい音楽ライブ以外の場に行ってしまう自分がいますね。
例えば、僕は落語を聴くのが趣味なんですけど、
あえて名人のCDを聴いたりしないんですね。
それは「現場に足を運んで体感する楽しみ」を大切にしたいから。
"何でも知り尽くしたくなる"自分の性分を、
なんとか落語に対してだけは押さえ込みたいんです。
一つくらい、ただ楽しむものがないと、
観客の気持ちがわからなくなってしまうんですよね。
そういう意味で、昨日は音楽に対しても
出来るだけ観客目線を心掛けていたんですが…。
まぁなかなかそうはいかないと(笑)。
とりあえず、いつも現場で一緒に演奏している面々は、
とにかく上手い(^^)。もうそれだけですよ!
演奏の安定感・サウンドの構築具合。
これはもう生で聴いてもらうしかないですね。
言葉で説明するのは非常に難しいのだけれど、
一つ言えるのは「バンドサウンドのどの要素を自分が担っているのか」を
理解しているかどうかが、そのままレベルの差になりますよ。
えー、ここで"アレンジャー/バンマス"
TAK-YAMADAのバンドアンサンブル論を。
バンドでミッドレンジを演奏する楽器→ギター・鍵盤楽器。
この二つの楽器の役割分担について悩む事は多いですね。
ギターが刻んでいるから、鍵盤は白玉…とか、
ピアノが刻んでいるから、ギターは空間系…とか。
あのー、セオリーはセオリーでしかないんですよね。
思い切ってぶつければ!って僕は思うんです。
楽器同士のアンサンブルに気を使うのも大事だけれど、
歌モノであれば、あくまでも「歌」と「バック」なんです!
歌に対してそれぞれのパートがそれぞれのアプローチで
音楽を創ればイイんですよ!
ゴリゴリいっちゃっている(笑)演奏は、
人数以上の厚みを感じさせたり、聴く者を圧倒すると思うんです。
木戸銭払って聴きにきてくれる皆様には、
お腹いっぱいで帰って欲しい。
もうそれだけですよ、僕がライブする意味って。
8/28(水)、地元の川崎市・南河原こども文化センターにて
恒例のピアノコンサートを行います。
http://park15.wakwak.com/~kskc2100kobun/famille/famille.html
いつも0歳~5、6歳の子供達、そして親御さんに
目一杯楽しんでもらえるパフォーマンスをお送りしております。
8月頭から本番直前までリクエストを頂いて、
当日弾ける曲を片っ端から弾いていくという(笑)、
「譜面なんて、買う必要ないでしょ」を体現するコンサートです。
ご近所の皆様はぜひぜひよろしくお願いします~!
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