NOAH 小橋 vs 佐野を見る。
気の向くままピアノに向かっていろいろフレーズを出していきます。
要は作曲ですなー。
ちょっと今までやった事がないジャンルというか、
以前にも書いた「計画している事」の一環でして。
まあある程度形になったら、ここで書くかもしれません。
さて、しばらく書いてなかったので、ここらで"格闘コラム"。
日曜深夜に録画しておいたNOAH中継を見たので、
GHCヘビー級選手権「小橋 VS 佐野」の一戦に触れておきます。
この試合が行なわれた神戸ワールド記念ホールは、
プロレス団体にとって「鬼門」とのこと。
とにかく客入りが悪い。もちろん例外もありますが…。
神戸を本拠とする闘龍門とかね。
中継の映像を見ても、2階席は解放してないのかどうか分からないけど、
パッと見た感じでは誰も座ってないし‥。
アリーナも後方の席は空いてるみたい。
あれだけ武道館をフルハウスにする動員力を誇るNOAHでさえも苦しい状況。
では何故こうなったかと言えば、マッチメイクでしょう。
会場に行かなかったファンは、佐野選手が挑戦‥と聞いて
足を運ぶのをやめてしまったんだろうなー。
僕は長い事プロレスを見てるから、佐野選手が
挑戦するのを楽しみにしてたんだけどね。
この人の紆余曲折といいますか、レスラー人生を把握してるので。
正直、現時点で小橋建太に勝てる選手と言われても、
名前が浮かばないですよね。
ましてや東京ドーム進出が決まってる以上、
「小橋 vs 秋山」なんて切り札は出せない。
そうなると、ドームまでの興行は
「小橋 vs 秋山」を封印したままで
マッチメイクを考える必要がある訳です。
今回のNOAHのカードは、観客動員だけ考えたら
「ありえないカード」だろうけど、
僕的はこういうのもアリだな~と思ったりします。
だってね、いつまでも「三沢・小橋・秋山」が
第一線でやれる訳ないんですよ。
3人でベルトを順番に巻いていても未来は無い!
(あっ、田上もいました。スマンのう。)
絶対に若い選手の底上げが不可欠でしょう。
ただNOAHという団体には、
メインを張る選手と若手・中堅選手の差がハッキリしていて、
なかなか下の選手が「三沢・小橋・秋山」を倒せるイメージが見えてこない。
見てるファンはもちろん、選手もそう思ってるんじゃないかな。
そんな閉塞感漂う状況をブチ破るには、何かキッカケが必要です。
僕はね、そのキッカケを佐野選手のような
NOAH(全日本育ちの)生え抜きではない選手だと思います。
生え抜きの選手というのはトップ選手の凄さを知り過ぎていて、
自分には無理だという気持ちがどこかにあるものです。
その点「外様」の選手ならそういった事は無いし、
ましてや佐野選手の様なベテランで、
なおかつ本来ならJr.ヘビー・クラスの挑戦者が
小橋と闘うことで、勝ち負けはともかく
「新しい展開」が出てくると思うのです。
「小橋 VS 佐野」で何も感じないのは勿体ないね。
このカードの意味は深いよー!
実際、試合展開はいつもの小橋建太の試合では無かったし、
それだけでも佐野選手が挑戦した甲斐があったと思うよ。
とりあえずモハメドヨネも頑張れ!今チャンスだぞ! 池田大輔もね。
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