サップ、帰っちゃった。

　K-1 ROMANEXでの衝撃的惨敗を喫したボブ・サップが、
アメリカに帰ってしまいました‥。
自身が保持するIWGPヘビーのベルトも返上だそうです。あ～あ…。

これで6.5-大阪での棚橋とのタイトルマッチも消えてしまった。
新日にとっては痛いよなー。
メインイベントが消えたんだから。


この所、サップ君の試合数の多さは気になっていました。
プロレス、総合、K-1を行ったり来たり。
その上芸能活動も─。コンディションも良い訳がないだろうし。

その上"ROMANEX"でのあの内容ではねー。
やっぱり消えたくなるのかな…。
実現するか分からないけど、vsタイソン戦はだいぶ遠のいた印象。
K-1の中でのポジションすら危ういよね。
今の状態では大晦日の「曙 vs サップ」再戦まで話題を持っていけないよ。


僕はついプロレス的なものの見方をしてしまうけど、
ハッキリ言って、このまま帰ってしまうのは勿体ない。
ドン底から這い上がるストーリーを見せるチャンスは今しか無いよね。

6.5まではギリギリ時間はあるんだから、
K-1サイドにはなんとか説得してほしいものです。


まあ実際問題ベルトを返上したんだから、6.5には出ないんでしょう。
そうなると、宙に浮いたIWGPの決定戦でもやるんですかね？
それでは両国の焼き直しじゃないか！

だいたいIWGP王者の交代が多すぎるンだよ！！

もともと中邑が高山に勝ってベルトを巻いたんだけど、
1.4東京ドームで防衛した後、イグナショフ戦のケガの為返上。
空位となったIWGP王者を決定する
トーナメント(両国)で優勝したのが、天山広吉。

鈴木みのる相手に防衛したものの、
2度目の防衛戦で佐々木健介に奪われる。
その佐々木健介に勝ってベルトを巻いたのがボブ・サップ。
普通なら防衛戦をするのに、
"ROMANEXショック"でサップがベルトを返上…。


永田が10回防衛して、高山が1年巻き続けていたときと違って、
IWGPは"興行の道具"に成り下がった感じがするね。
小橋建太のGHCヘビーとはエライ違いだよ。

せっかくサップがIWGPを巻いたんで、K-1とリンクした
今までとは違う展開になりそうだったのに…。

あんまり期待はしてないけど、とりあえず頼むよ、新日。