レッスン初め。
午前に一本、午後に二本のスケジュールです。
今年のレッスンテーマは「プレイヤー視点」で。
これまでも"先生"してないのが僕のスタイルだったのだけれど、
今まで以上に意識的にやろうかと思っています。
採譜業務を休止してボーカル・サポートetc.
プレイヤーに重点を置いている事もあり、
なるべく「僕が弾く時はこんな感じ」というのを
全面に出していこうかなー‥と。
ただ理屈を並べるよりも理解が早いでしょうし。
午前中のレッスンを例にとりましょうか。
隔週・1時間のこのレッスンは、リズム面がテーマになる事が多いんですけど、
今日のレッスン曲はいつにも増して難しいリズムパターン。
音符を追うことに係っきりになってしまい、
グルーヴ感を出すところまで行かないんですね。
僕の手拍子に合わせてもらったり、メトロ相手に弾いたりしても
なかなか良くなりません。
仕方が無いので、鍵盤の空いている所を使って
僕が同じフレーズを弾く事にしました。
最初はズレがあるんだけど、
何度か弾くうちにタイミングが理解出来てくるんです。
メトロノームで延々弾くよりも、よっぽど早い。
フレーズによってはメトロを使って
淡々と練習した方が良い事もあるでしょうが、
やはり音楽というのはフィーリングがもっとも大事な訳でして。
譜面上の複雑な配列にヒーヒー言うよりも、
二人同時に弾いて合わないポイントを見つける方が、
フレーズを理解しやすいんです。
こういう教え方って「プレイヤー視点」だと思うんです。
本にこう書いてるから…とかじゃ無くて、
一緒になって弾くことで教えられればイイなー。
要は生徒さんよりも、自分が弾くレッスン(笑)。
それが今年のテーマ。
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