格闘コラム・ボクシング界を斬る!
午前3時はBlog執筆の時間…かどうかは分かりませんが、
ビールを飲みながら書き始めました所であります。
iTunesで再生されるのはDeep Purple!
"Burn"
本日分の原稿執筆はSmoke On The Waterでスタート。
昨日書いた分でだいぶ気持ち的には発散したな~と。
読んだ皆さんはどう受け取るかは分かりませんが、
僕としては思った事を書けるのがBlogというメディアなのでね。
個人名を出して攻撃した訳ではないし、
まぁ言いたい事は言わせてよって感じでございます。
でもさ、ああいう人間に会って唯一良かったのは、
「ピアノを教える時に気を付けよう」と思える事。
人間相手にやっている事だから、
ダメ出しの量とかはよ~く考えないとね。
下手をすれば相手をつぶしてしまう事だってあるでしょうし。
「こんなヤツになってはイカン!」と思えただけでも収穫だよ。
よーし、インストアライブ当日は
「音」でケンカを売ってやろうっと(笑)。
手も口も出さないよ。 あくまでも、音で勝負。
いけ好かねーアレンジだから、
ゴリゴリのブルースにしてやろうかな?
ステージの上ではこっちのものさ。
コメントにも書いた通り、
一応9、10月のギャラはもらったんで、
好きにやらせてもらいますよ、ハハハ。
やっぱビールを飲みながらだと、
文章がどんどん危ない方に行くねー。
イイのかしらん?
音楽ネタだとなんか自爆しそうなんで(笑)、
格闘コラムでも書いて発散しますかね~。
"格闘"ならば自分の事じゃぁないんで、安全かと。
今日はボクシングネタで書いてみますか。
ここ最近の話題といえば、
「ジャッジ問題」と「徳山問題」の2つでしょう。
まずは「ジャッジ問題」から。
亀田vsランダエタに限らず、
"疑惑の判定"は世界戦にはつきものであります。
"疑惑"を払拭し、観客に分かりやすい判定を…と
先日クロアチアで開かれたWBC総会で
決まったのが、「オープン・スコアリング」です。
ボクシングの世界戦は12R。(昔は15R)
今までは12Rが終わるまで
ジャッジの採点が分からなかったのですが、
新ルール「オープン・スコアリング」により、
4R、8Rの時点での採点が公開されることになりました。
これはWBCだけなんで、
亀田クンのWBAタイトルには直接関係無いのだけれど、
とりあえずジャッジの考え・見るポイントを
分かりやすく伝える意味では良いのかも知れません。
これからは、試合をする選手も観客も、
4回戦×3セットって感じになるんですかね?
4R終わる毎に作戦タイム…みたいな。
テレビ中継も変わるだろうね。
あのー、ここまで書いた事だけだと
「オープン・スコアリング」は
なかなか良いシステムのように感じますけど、
若干不安な要素もあるんですよね‥。
例えば、8Rの得点発表の段階で
思いっきり大差がついてしまっていたらどうでしょう?
絶対リードしている選手は逃げまくりますよね。
無理をしないでアウトボクシングに終始─なんて
展開になるに決まってます!
もしかしたら負けている選手が「KOしか勝利はない」と思って
ガンガン攻めるかも知れないけれど、
相手が逃げ回ったんじゃあパンチは当たりませんよ。
点差が大きければ、多少減点になってもノー問題。
パンチをくらわない様にせっせとクリンチ。
8R終了の時点で客が帰っちゃったりしてね。
テレビもラスト4Rはキビシイなー。
誰も見ないんじゃないの(笑)。
実際、過去に実験的にこのルールを試してみた所、
僕が危惧する事態がホントに起こったそうです。
勝っている選手があからさまに手を抜くという…。
でも、ボクシングの判定基準を一見さんにも
周知していくという意味では、
有効なルールだと思いますよ。
ジャッジに対してもプレッシャーになるし。
ただジャッジの名前は非公開なのが気になるけど。
(試合中の発表のみ)
日本で最初に「オープン・スコアリング」で
行なわれる試合は、11/13の長谷川 vs ガルシア、
イーグル京和 vs トレホのダブル世界戦です。
この試合には注目です!
えー、余談ですけど、
長谷川選手は肋骨骨折による試合延期で
11/13がタイトルマッチになりました。
こんな事を言っては失礼かも知れないけど、
ある意味ラッキーな骨折でしたよ。
なぜならば、もともと世界戦が組まれた会場は後楽園ホール。
わずか2000人ちょっとのキャパ。
それが11/13にズレて開催になった世界戦。
ダブルタイトルマッチになったのも後押しになったんでしょうが、
会場はなんと日本武道館!
ここなら1万人以上軽く入りますよ!
よかったねー、長谷川選手。
彼のレベルには武道館クラスが相応しいですよ。
後楽園でなんて、まったく失礼な話だな~。
さて「オープン・スコアリング」についてはこの位にして、
ボクシング界を騒がせている「徳山問題」に触れておきましょう。
「徳山問題」の"徳山"とは、
いわずと知れたWBC世界スーパーフライ級チャンピオン・
徳山昌守選手の事であります。
2000年8月のベルト奪取から
2006年2月のホセ・ナバーロ戦まで、
12戦11勝という素晴らしい戦績。
一度川嶋勝重選手に敗れるも(2004年)、
2005年7月にはキッチリベルトを取り返しています。
これだけの戦績を残した"絶対王者"徳山選手にとって、
ボクサーとしてやり残したことは
もう無いといっても良いのかも知れません。
(減量が苦しいという問題もあるんでしょうが‥)
実際2006年2月の試合を最後に、
防衛戦を行なっていません。
その為WBCは暫定王者として
クリスチャン・ミハレスを認定しているんですけどね。
(ミハレスは9月に川嶋とやった選手)
…で、その徳山選手。
試合から遠ざかったいる間に、お誘いがあったようで。
その内容は─…。
『PRIDEに出ませんか?』
なぬ~? ホンマでっか?
総合? いくら"絶対王者"でも総合は無理でしょ。
それに試合をしてないとはいえ、現役王者ですよ!
もし他競技に出たら、即ボクシング引退ですからね。
世界タイトルは剥奪。
ライセンスも無くなっちゃうんです。
(ちなみに高田延彦はボクシングライセンスを取ろうとしたものの、
「他のプロ競技をしている人間はNG」とのルールに
引っかかって断念した事があります)
この問題が新聞記事で大きく取り上げられた後、
徳山選手本人のBlogには、
"PRIDEからの誘い"と"揺れる心情"が書かれていました。
どうやら70キロクラスの選手との
ボクシング・マッチが企画されていた様ですが…。
えー、結論から申し上げますと、
「PRIDE参戦は無し」だそうです。
そっかー、長々と書いてきた割には、
まぁまぁ普通の結論ですわね。
試合をしている・していないに関わらず、
チャンピオンには変わりない訳ですし、
その立場を捨ててまでPRIDEで試合をするっちゅうのもねー。
それだったら、ボクシングを観る者としてはですね、
ぜひともスーパーフライから
楽な減量で臨める階級に上げて
現役を続けてもらいたいです、ハイ。
同い年だしね。
僕は徳山選手のボクシングが大好きなのだよ。
アウトボクシングで、それでいてハードパンチャーという、
僕好みの選手なんです。
彼の能力なら、まだまだイケます!
川嶋選手だって現役続行を宣言したんだし
(川嶋選手も同い年=1974生)、
引退なんてまだしないで、もっと戦う姿を見せて欲しいです。
…という訳で、長くなりましたが
ボクシングネタで格闘コラムを一席、お届けしましたー。
0コメント