LESSON DIARY 2012/10/22 「手が先? 理論が先?」
音源制作に没頭~♪
ピアノ録りをするのに合わせて「1・2・3~♪」「1・2・3~♪」と
連呼する娘には参りましたが…。
まぁ一度もハズす事なくカウントするんで、
カミさんと大笑いしつつもキッチリRec。
リズムトラックがほぼ出来たんで、ストリングスもガッツリ入れたりして、
だいぶ雰囲気は出てきたんじゃないかと。
10月下旬は制作とライブ・リハ日程の折り合いをつけるのが大変ですよ‥。
打ち合わせも結構多いし。
週末には赤坂salaさんで
Vocal・Chie-riさんのサポートをするので、
その準備もしておかなければ!
さて、レッスンは無かったんですが、
LESSON DIARYは書いておきましょうか。
「LESSON DIARY 2012/10/20「練習」に付き合うのもレッスン。」に
なぎさんから
"人間の脳みそは頭にあるんじゃなくて指先にあるんですよ。"
というコメントを頂いたんですが、
楽器を習得するのに「手からの入力」は欠かせないんですね。
いくら考えても考えても、弾かない事には何も始まりません。
例えば「コンピュータで音楽を作るから、
楽器は弾けなくてもよい」という人もいると思いますが、
コードヴォイシングやアレンジを考える上で
楽器の経験はあった方が良いでしょうね。
作・編曲、特にストリングスアレンジをする為には
和声のお勉強は必要不可欠。
禁則を破らず、それでいて良い音の重ね方を考える。
…ですが、鍵盤楽器をある程度経験した人であれば、
譜面に書くよりも先に手がコードを押さえてしまいます。
慣れた押さえというのは誰でもある訳でして。
自らの経験として覚えたヴォイシングは、
理論的にも合っている場合が多いです。
キチっと勉強してなくても、弾いているうちに
良い響きとそうでない響きの区別はついてくる。
良い響きを追い求めていれば、自然と理論化されていく。
僕が思うに、和声の勉強の前に
ピアノもしくはオルガン等で
和音の弾き方自体を覚えるのが先でしょう。
その和音の弾き方ですが、
練習する際、楽曲はクラシックで構わないんですが、
出来ればコードネームを書き込んで頂きたいですね~。
─今弾いている音の集合体は何という名前なのか。
名前が分からないまま、
ただ指の運動の如くピアノを弾いていては、
和声の勉強の足しにはなりません。
音名・階名が分かるだけではダメ。
響きの名前が分からないとね。
たまにいるんですよ~、
今弾いている曲のキー(調性)が分からない人(;;)。
ギタリスト・ベーシストには理解不能でしょう。
ピアノって、動きを覚えれば、弾けてしまう楽器なんです…。
でもね、暗記だけでは限界がやってきます。
いろんな曲を弾きたいと思ったら、
動きプラス響きを覚えて、コード進行で頭にいれる事。
だからこそ、ちゃんと"手と頭で"考えて弾かないとね!
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